クレジットカード 現金化

　最近、、ネットや街の看板とかで「クレジットカード現金化」ということばを目にすることが、あります。
　このクレジットカード現金化というのは、クレジットカードのショッピング枠を現金にする行為のことで、クレジットカード自体を売って現金化する行為ではありません

　現金化の最初のステップとは、まず『現金化する金額を決める』ことです。
　業者によって異なるりますが、少ない金額だと1万円～3万円程度。大きい金額だと数百万円も可能なところもあります。通常、業者の店舗に行く必要はなく、電話やメールで済みます。

　次のステップは、『クレジットカードで業者指定の商品を購入』です。買うものは業者によって異なり、宝石だったりアクセサリーだったり、金券だったりと、様々です。またネットで購入するので、店舗に赴く必要はありません。

　最後のステップで、あらかじめ業者に言われたキャッシュバック率でお金が口座に振り込まれます。仮に3万円でキャッシュバック率95%だと2万8500円が振り込まれることになります。ネットバンク等、銀行の口座の種類によっては15時以降の振込も休日の振込も対応可能としている業者もあります。

　このクレジットカード現金化、では何が問題なのでしょうか。それはこのクレジットカード現金化は、実質的にはカード口座の引き落とし日を返済期限とする融資といえる訳です。ですから、現金化業者が金融業者とみなされると、貸金業法に基づいて貸金業としての許可を受けていなければならないことになりますし、キャッシュバック率が低いと、実質的な金利が出資法で定めた上限の20%を超えるため、出資法違反となります。

　でも一番の問題は、カードで決済した金額をいずれは支払いしなければいけないということ。どうしても緊急に必要で、返済の目処があるのなら構いませんが、頻繁な利用は避けたいものです。

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